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眠りについて知ろう

No.29 良い眠りのためには入浴を!

誰でもお風呂に入るとホッとしますが、入浴は快眠を得るためにも健康を保つためにもとても大切です。今のように暑い日が続くと、ついシャワーだけで過ごしたくなりますが、ゆっくりお風呂に入ったほうが体温調整がスムーズに行われ、眠りやすくなります!

お風呂にはたくさんの効用がある

入浴は体を清潔に保つだけでなく、気分をリラックスさせる。体の疲れをとる。血行をよくするといった効用があります。これが快眠を得るためにはとても重 要。入浴すると交感神経が休まり、気分が落ち着いて呼吸も自然に深くなってきます。また、緊張がほぐれることから筋肉が緩み、血行やリンパの流れもよくな り、体が温まることから血行や代謝もよくなって、老廃物の排出も促され、疲れやむくみもとれやすくなります。そして、入浴後には深部体温が自然に下がりや すくなるため、寝付きもよくなります。

*体温(深部体温と呼ばれる内臓の体温)は、日中高くなって活動を促し、夜は低くなり、夜中にもっとも低くなるよう変化しますが、私たちの体は深部体温が一定温度下がることで眠りやすくなります。

夏こそお風呂

血行が悪くなりやすい冬はもちろんですが、今のような暑い夏もお風呂に入ることをオススメします。というのも、エアコンで夏の体は意外に冷えていますし、 末端や表皮の血行が悪くなっていると汗もかきにくいため、深部に熱がこもって眠りにくくなってしまうからです。運動をしている人はまだいいのですが、一日 中エアコンの効いた室内で過ごしたという人は、ぜひ入浴を習慣にしましょう!

全身の血行をよくするには、39~40度前後のぬるめのお風呂にゆったり入るのがオススメ(糖尿病の人、心臓が悪い人や血圧の高い人、妊娠中の人などは避 けて)。一時的に体温が上がりますが、血液循環がよくなることから血液が全身を巡って冷やされ、発汗作用との相乗効果で深部体温が下がりやすくなります。 入浴後1時間くらい経つとほどよく体温が下がり、眠りやすくなるはず。

安全に入るためには入浴前に水分をとり、かけ湯をしてから入ること。お気に入りの入浴剤を入れて、楽しく入浴しましょう。 お風呂から出たら体を拭き、汗がひいたところでパジャマを着ましょう。汗がひく前に着てしまうと、かえって体が冷えてしまうので気をつけて。

文章:睡眠改善インストラクター 竹内由美

日本睡眠学会 Japanise Society Of Sleep Research
JOBS 一般社団法人 日本睡眠改善協議会