ミネラルコットンには天然の抗菌力や消臭力が！

「日本の気候が高温多湿という影響もあると思いますが、日本人にはきれいに対して敏感な人が増え、最近ではいろんな製品に抗菌・防カビ加工がされるようになりました。でも、"寝具は体に直接触れるものですし、化学的な成分は使いたくない"。弊社ではそう考え、今回の新商品の開発が始まりました」

抗菌性というと菌がいなくてきれいだと思ってしまいますが、菌が死滅する力を持っているというのは、実は怖いことでもあります。何でもかんでも抗菌製品を使えば良いというものではないはずです。

「そこで、"昔は化学的なものはなかったはずなのに、快適でいられたのは何故か"。そんなヒントから研究していき、判明したのが成分の違いです。最近、同じニンジンでも昔のニンジンと今のニンジンでは栄養価がまったく違うといわれますが、コットンも同じでした。昔のコットンは、天然の抗菌力や消臭力を持ったミネラル成分がたっぷりと含まれていたのです」

そこでロフテーでは、天然鉱石を播いた畑で育った綿を、綿花のはじけたものから順に手摘みするという、昔ながらの方法で採集。『自然® ミネラルコットンシリーズ』というリネン類を製作しました。

「とても手間のかかる作業でしたが、出来上がった製品を使ってみてびっくりしました。今までに感じたことのないような心地良さで、弊社が行なった実験では、通常の綿の肌着よりもずっと快適という結果が出ました」

α波のゆらぎを指標として肌着の快適性評価を実施したところ、ミネラルを豊富に含むコットン（ミネラルコットン）と通常のコットンでは、とくに汗ばむ環境（運動後6分）において、ミネラルコットンの方が快適性が高く、洗濯を30回した後でもその快適性は変わらないという結果が出ました。

肌触りや快適性が高いということは、それだけリラックスでき、良い眠りが得られやすいということ。
「天然の抗菌力や消臭力を持つミネラルコットンは肌への刺激が少なく、アレルギーの方にもおすすめです。吸湿性や通気性もよく、洗濯を30回繰り返しても快適性はほとんど変わらないので、これから暑くなる季節にもオススメです」