寝つきを良くするには、夕食前に軽く汗ばむ程度の有酸素運動を行いましょう。午後遅くから夕方の、体温がもっとも高くなる時間帯に、中〜高強度(少し息が上がり、じんわり汗ばむ)の有酸素運動を30分〜1時間程度行うと、就寝時間にちょうど深部体温が下がり、眠りやすくなります。ちなみに、冷え性の人が眠れないのは、末端の血行が悪いために深部に熱がこもって体温が下がりにくいことが原因だといわれているので、冷え性の人にとっても運動はオススメです。
運動ができない人は、入浴でも代用できます(シャワーでは不十分)。ぬるめのお風呂にゆったり入れば、気分がリラックスし、血行もアップします。ただし、熱いお風呂は交感神経を刺激してしまうので気をつけて。
注意
1)運動後、体温が下がるまでにはある程度の時間がかかるため、就寝直前や深夜の運動は、睡眠を妨げてしまうので注意しましょう。
2)激しい運動も安眠には逆効果。高体温が長い時間続き、体温が下がりにくくなります。また、交感神経の興奮が収まりにくくなり、体がオフ状態になりにくく、筋肉痛などの不快感が起こることで、眠りにくくなることがあります。
3)安全に運動を行うためには、起きてすぐの激しい運動(起床より3時間)は避けて。朝は虚血性心疾患を招きやすいため(理由は、交感神経の亢進により血圧が急増することや、睡眠中の発汗により、血液が濃縮して凝固しやすくなっているため)。血圧が高めの人、疲労気味の人、自律神経機能が低下している人、及び高齢者は、午前中の運動は避けたほうが無難です。 |