同じような研究は日本でも行われており、血管年齢が実年齢より10歳以上高い人を調べたところ、飲酒、喫煙、塩分の過剰摂取に加え、睡眠に問題があることが伝えられています。みなさんは大丈夫ですか? 血管の状態は自分で確かめることができないため、つい意識が薄れがちですが、細胞に栄養や酸素を運び、老廃物を回収する血液と血管は、私たちのからだにとってなくてはならないもの。これから忘年会が増える季節。深夜まで食べて飲んで、そのままうとうとなんていう生活は、ぜひ避けてほしいものです。
バランスの良い食事を基本に、食べ過ぎ、飲み過ぎ、塩分の摂り過ぎには気をつけること。また、水分を適度に摂るように心がけましょう。運動はウォーキングを基本に、30分程度少し汗ばむ運動を習慣に。睡眠の質を上げるためには、夕方、運動することをおすすめします。また、規則正しい生活を心がけて体内時計を整え、毎日7時間は眠るような生活を始めましょう。
動脈硬化というと、大人の病気と思われがちですが、実は、動脈硬化は子どものころから少しずつ進行することがわかってきています。そのためか、かつては成人病と呼ばれていたものが、生活習慣病と変わりました。つまり、若いからといって無茶をしても平気というのは大きな間違いなのです。お父さん、お母さんだけでなく、子どもも含め、家族全員で、バランスのとれた食事、適度な運動、良質な睡眠をぜひ実践していただきたいと思います。