しかし、夏のように紫外線が強かったり、日常的に紫外線を浴びていると、対抗しきれず、新陳代謝や免疫機能が低下して細胞の修復も追いつかなくなります。その結果、乾燥、シミ、シワ、肌荒れ(吹き出物を含む)、アレルギー(紫外線アレルギー)が起きたり、最悪の場合、ガンなどが発生することもあります。また、その影響は肌細胞だけでなく体全体の細胞に及び、動脈硬化や内臓の機能低下など、さまざまなトラブルの原因になるので、無関心でいるのは危険です。
汗や皮脂が増えるため、夏の肌は一見、潤っているように感じますが、気化熱で蒸発が激しい上、紫外線によってバリア機能が低下するため、肌の水分はどんどん蒸発して、肌内部はとても乾燥した状態となります。そのため、お手入れを怠っていると、知らず知らずのうちに乾燥が進み、シワなどの原因に。今まで男性は女性よりも肌が強く、お手入れは必要ないと思われてきましたが、最近はオゾン層の破壊などによって紫外線が強くなっていますし、ストレスや生活の変化などのためか、男性の肌も弱くなっているようです。今のうちから保湿を心がけ、乾燥が本格的になる冬が来る前に、肌を健康な状態に戻しましょう。忘れないで欲しいのがボディの保湿です。ボディは顔以上に乾燥しやすく、高齢者では、乾燥による身体のカユミで眠れなくなるという人が増えます。今のうちから保湿して乾燥をストップしましょう。
活性酸素は、実は、普通に呼吸をするだけでも発生します。そのため、身体には元々、それに対抗する抗酸化物質が備わっています。しかし、その量は年齢と共に減少するといわれ、とくにストレスが多い人や紫外線が強くなる季節は、不足しがちになります。活性酸素の害から身体を守るためには、食事やサプリメントなどから抗酸化成分を補うことが有効です。主な抗酸化成分としては、ベータカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、ポリフェノール(ワインなどに含まれる)、カテキン(お茶の成分)、イソフラボン(大豆成分)などがあげられますが、これらを含む食品をバランスよく摂るように心がけましょう。
そして、もうひとつ、実行して欲しいのが睡眠です。細胞のダメージが修復される時間は、日中ではなく、睡眠中。ぐっすり眠ることにより代謝を促す“成長ホルモン”が分泌されるので、質の良い睡眠は不可欠です。細胞の代謝にもリズムがあるので、なるべく規則正しい生活を心がけることも忘れずに!