快眠コンソーシアム

加盟企業にインタビュー

睡眠に関わる話題の製品について
~パナソニック電工編~
長年の睡眠研究から快眠環境を総合的にサポートする『快眠システム』を開発したパナソニック電工さん。この春からはホテル向けに特化し、新たに開発した【普及型・快眠環境システム】の受注を開始。近い将来、このシステムが入ったホテルが増えることが期待できますが、その内容についてお話を伺いました。
パナソニック電工株式会社
パナソニック電工株式会社
今回お話を伺った方

情報機器新事業推進部
寝室環境システムグループ
副参事(エンジニアリング担当)
塀内隆博さん
情報機器新事業推進部・寝室環境システムグループ・副参事(エンジニアリング担当)・塀内隆博さん
20年以上にわたる研究から生まれた画期的システム
「現代人の睡眠事情は、不規則な生活やストレスにより、3人に1人が『寝つけない』『熟睡感がない』といった症状を訴え、年々悪化傾向にあります。弊社ではそんな世相をいち早く察知し、白川修一郎博士(国立精神・神経センター)の指導の下、20年以上も前から眠りについて研究を始め、“質の良い眠りと目覚め”をサポートする室内環境づくりについて取り組んできました」

その成果として完成したのが『快眠システム』。

「ベッドの横にある『快眠環境コントローラー』で就寝時間・起床時間などを設定していただくと、寝室の照明や音響などが連動し、一晩中、快適な環境にコントールし、“質の良い眠りと目覚め”をサポートするというものです。すでに『suimin'ROOM』として一部のホテル(東京はロイヤルパーク汐留タワー、大阪はホテルニューオータニ)に導入されているほか、個人宅向けにも販売を開始していますが、多くのホテル様に導入していただき、より多くのお客様に快適な眠りを体験していただきたいと考え、この度、ホテル向けに特化した【普及型・快眠環境システム】を新たに開発。4月より受注をスタートしました」

上質な眠りが提供できるホテルに
「ホテルの役割はいろいろあると思いますが、健康意識が高まり、眠りの重要性も認知され始めている今、快適に眠れる場所としての役割は大きいと思います。【普及型・快眠環境システム】は、まさにそんなお客様のニーズに応えられるものですし、ホテル様にとっても他のホテルと差別化できるものだと思います」

今回、開発された【普及型・快眠環境システム】の特長を教えてください。

「主な特徴は、【1】良質な睡眠環境を支える『快眠環境プログラム』で、照明・音響・体感振動を制御すること。【2】『快眠環境コントローラー』の操作機能をナイトパネルと一体化したこと。【3】専用音楽コンテンツとくつろぎ振動ユニットを新開発したことの3つです」

下記はホテルの一室をイメージしたものですが、ナイトパネルで就寝や起床時間を設定すると、そのタイミングに合わせて照明・音響・体感振動が最適にコントロールされ、スムーズな就寝とさわやかな目覚めを促します。

普及型・快眠環境システム・客室のイメージ

「体感振動とは、専用音楽コンテンツの低音部分などに連動し、足元部分が振動する機能のことですが、夜はリラックス、朝は自然な目覚めを促します。その他の機能については下記に示しますが、夜は照明が就寝に合わせて自動的に消灯し、朝は起床の30分前から徐々に照明が明るくなり、自然な目覚めを促すなど、最新の睡眠科学によってプログラムされたシステムで寝室全体をコントロールします。まるで部屋に執事がいるような快適さを実感していただけます」

『快眠環境プログラム』の概要

  入眠準備段階
(約20分)
熟眠段階 起床準備段階
(約30分)
起床直後
照明 スタート後、刺激を与えないよう徐々に暗くなる 常夜灯または消灯 起床時刻の30分前から徐々に明るくなる 起床をサポートする明るい照明が点灯
音響 くつろぎを演出する音楽が流れ、徐々にフェイドアウト (消音) 起床時刻の少し前から自然音が流れる さわやかさを演出する音楽が流れる
体感振動 くつろぎ演出音楽の低音域に連動した振動リズムを発生 (停止) (停止) さわやか演出音楽の低音域に連動した振動リズムを発生