家庭内で起こる事故のひとつに、夜間の転倒があげられます。中途覚醒時は体の機能が完全には起きていないため、体はとても不安定な状態。そのため、布団の場合は起き上がるのが大変な上、足元の布団に足をとられやすく、転倒しやすいようです。とくに高齢者の場合は、反射神経が低下しているので、うまくカバーができず、大きな事故につながってしまうことがあります。それに比べ、ベッドは起き上がるのがラクなだけでなく、つまずく可能性も少ないため、リスクを減らすことができます。また、介護が必要な場合も、ベッドのほうが介護する側にとってもラクなようです。
「ただし、ベッドでも、高すぎるベッドは危険です。椅子に座るようにベッドに座ったとき、足の裏全体がしっかり床につく高さを選ぶことが大切です」とパラマウントベッドの山品さん。
日中は、人の移動などにより多くのホコリが空気中を舞っています。しかし、睡眠中は、動きが止まることによりホコリは上から下へと降りてきます。そのため、床に近い布団は、より多くのホコリを吸い込んでしまう可能性があります。
「ホコリは床から30センチ位のところに多いといわれているので、ベッドにすることで吸い込むホコリの量を減らすことができると考えられます」(山品さん)
このように、ベッドにはいろいろな利点があるので、もし、買い替えを考えている方は、ベッドにトライしてみるのもいいかもしれません。布団の質感が好きという方は、布団をベッドの上に重ねてみるのもOKです!